水道修理で工事費が高くなる要因とは?
工事にかかった時間は数十分で、それほど複雑なものではなかったようですが、10万円近い金額を請求されてしまいました。
その業者を選んだのはホームページを見て料金が安そうだったからなので、どうしてこんなに高いのか尋ねましたが、難しい部材の名称や専門用語を並べられて正直何を言っているか分からず、請求されたままの料金を支払うしかありませんでした。
後日その出来事を友人に話すと、もしかするとそれは悪徳業者かもしれないと言われました。
聞きたいことは、簡単な水道修理で工事費用が高くなるのはどうしてなの?ということです。やはり私は今回悪徳業者に騙されたのでしょうか?そうだとしたら二度と同じ失敗は繰り返したくありません。
工事費用が高くなる原因はいろいろあります
その一つは、簡単な工事でも人件費が発生していることが挙げられます。水道工事には作業員の人件費が必ず含まれます。現場に2人作業員がいれば2人分を、3人いれば3人分の人件費が発生します。
請求の仕方は業者によって異なりますが、簡単な工事であった場合でも、1人あたりの人件費が当たり前に請求されるケースは多いです。そのため、工事にかかる時間が短くても請求額が高くなってしまうことがあるのです。
また、水道工事には、現場で作業をする作業員以外にも、打ち合わせや見積もりをするスタッフ、事務作業をするスタッフ、工事に必要な材料を手配したり廃材を処分したりするスタッフなどもいるため、その分の人件費も請求額に含まれると考えた方がよいです。
水道工事業者は、仕事を獲得するために宣伝広告費をかけています。ホームページがあるということは、それも宣伝広告費に含まれます。
特に全国的にテレビCMを出している大手水道修理業者は、この分を修理費用で回収しなくてはいけないため、どうしても費用が高くなりがちです。
また、水道工事には専用の道具が必要となるため、修理に使用する道具のスペックが高いと費用が高くなる傾向があります。水漏れの原因を探るためにカメラを使用すれば、その分の費用も請求額に計上されます。
移動距離が長い場合も、工事費が高くなる要因となります。遠方の業者に依頼する場合は、交通費で追加が発生しないか確認しましょう。